▮睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome; SAS)
当院では睡眠時無呼吸症候群の簡易検査・治療を行っております。
睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome; SAS)とは
睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に何度も呼吸が止まったり、浅くなったりして体の低酸素状態が発生する病気です。
この病気の方は
1)周囲の方からいびきを指摘される
2)夜間の睡眠中によく目が覚める(息苦しくなって目覚める、口が渇く)
3)起床時の頭痛や体のだるい感じ
4)日中の眠気
…等の症状を訴えられます。
この病気は睡眠中の低酸素や日中の眠気などによるストレスのために、高血圧、脳卒中、心筋梗塞などの虚血性疾患の発生を増加させます。糖尿病、高脂血症もしばしば合併します。
▮簡易検査
血液中の酸素状態と脈拍数、呼吸の状態などを測定する機器により検査していただきます。
患者様の都合の良い日にご自宅に訪問し、装着説明を行います。
検査結果はAHI(無呼吸低呼吸指数)という数値で表され、 一晩の睡眠を通して1時間あたりの無呼吸や低呼吸(呼吸が浅くなる状態)の頻度をもとに診断していきます。
AHIが40以上で眠気などSASの症状が明らかな場合、CPAP(シーパップ)療法の対象となります。AHIが40未満であれば、さらに精密検査(PSG検査)が必要です。
▮経鼻的気道持続陽圧療法(CPAP)
経鼻的気道持続陽圧療法(CPAP)は、鼻にマスクをつけ、特殊な機械で圧力をかけて空気を送り込む治療法です。この圧力によって肺への空気の流れがよくなり、呼吸が止まりにくくなります。
簡易検査機械 https://www.imimed.co.jp/medical/product/inspect/pmp-300el/
CPAP機械 https://www.resmed.jp/professional/machines/sleep-apnea/airsense11/
▮ご予約・お問い合わせ
気になることがございましたら、お気軽にご連絡ください。